東日本大震災のとき、ウクライナ政府も人々も遠く離れた日本の私達へ心を寄せてくれました。
いただいたサポートは、支援金・義援金、緊急時の生活用品、放射線測定装置のほか、ウクライナ各地の母子が手作りしたぬいぐるみや、人々からの励ましの手紙など多岐にわたります。
また、ウクライナの人々はその後も日本文化への理解を深める様々な活動を続けていました。日本との友好の証としてウクライナ全国に植樹された桜の苗木は1700本以上にもなるそうです。
自然災害と戦争。きっかけは異なりますが、街の復興、生命や健康の維持、心のケアなど、人々が直面する状況には共通点も多く、今のウクライナと東日本大震災当時の私達の状況を重ね合わせずにはいられません。
あのとき
だれかが手をつないでくれたから
いま
わたしが手をさしだそう
あのとき
みんなが手をつないでくれたから
いま
みんなで手をつなごう
その手がまただれかと
つながって つながって
必要とされる人々の手に触れるまで
これまでの人生の道のりを振り返ってみると、「大変だったなぁ」という記憶の欠片も沢山ある一方で、「おかげさまだったなぁ」と感謝したいことは、もっと沢山あります。
あのとき、だれかが手をつないでくれたから、救われた、慰められた、励まされた、成し遂げられた、嬉しかった、笑うことができた。そんな過去への感謝を、次は誰かのために。
*【支援先について】
必要とされる支援は状況に応じて変化するため、具体的な支援先はある程度の金額がまとまり寄付を行うタイミングで選定します(ウクライナ国内の人々に届ける、周辺で人道支援を行う団体へ寄付する、日本に避難してきた人々への支援活動など、さまざまな選択肢を視野に入れつつ検討します)。