コミュニティの防災力を考える

東日本大震災の経験を通して【コミュニティの防災力】について考えたことの一つ。

それは「コミュニティには、多様な人々が暮らしている」ことへの深い気づきと、

よりよく共生することの重要性でした。

 

男性・女性以外にも多様な性を持つ人々。

大人・子供も、年代によって特徴はさまざまです。

障がいを抱える人々も、障がいの種類は多様であり、ひとくくりにはできません。

言語・文化・宗教等のバックグラウンドが多様な外国人住民も増えました。

 

皆が互いの違いを認め合い、それぞれの尊厳を尊重しながら暮らしている街は、

思いやりに満ちた、暮らしやすく、生きやすい社会のはず。

障がい者であった仙台四郎が、街の人々から愛され見守られていた時代も、

きっとそんな空気がコミュニティにあったのではと思います。

 

東北各地で、被災直後やその後の復興過程において多くのグッド・プラクティスがみられたとおり、

コミュニティ内での人々の繋がり・思いやりがあってこそ、防災力は最大に機能します。

だから、地域の防災力を高めるためには、日ごろからのコミュニティの結束力を強めることが大切。

 

このページでは、コミュニティの防災力を高めるための情報をご紹介しています。

 

 


防災グッズの選び方ガイド

まずは自分自身を、そして身近な家族を守るための防災グッズ。いろいろあるけれど、本当に必要なもの、必要な分量ってどのくらいでしょう?選び方のコツを場面・段階ごとに解説しています。



外国語でおもてなしツール

コミュニティを構成する人々には外国人の方も含まれます。外国語でお客様をおもてなしするところから、関係性を築きたい。でも、とっさの何気ない一言を伝える語学力が・・・。そんなお悩みをもつ商店の皆様へ、すまいる四郎が通訳としてお助けします!こちらのイラストカードをダウンロードして、ご自由にお使いください。


障がい者と防災

災害発生時に、障がい者の方々はどのような状況に置かれ、その後どう暮らしを再建したでしょう?
東日本大震災で福祉事業所の方々が実際に直面されたエピソードを、NPO法人みやぎセルプ協働受注センターさんがインタビュー記事【3.11ソレカラ -障害者・福祉職員のあの日とソレカラ-】としてまとめていらっしゃいます。(なお、インタビュー英語ページの翻訳は仙台やしゃご屋がお手伝いしました。)

コミュニティの中にいらっしゃる「災害弱者」といわれる方々とも、平時から関係性を築くにはどうしたらいいか考えるきっかけになりますように。


ブログ

多様性をもつコミュニティの防災力を高めるには、お互いへの理解と、一人ひとりのリーダーシップが重要です。やしゃごブログでは、【防災】や【多様性】に関する思いも綴っています。

 

 

 ※研修講師としてのご依頼も承っております。詳しくはこちらからお問い合わせください。

「世界青年の船」から帰国しました

やしゃごの朝子です。

私が毎年この時期に参加している内閣府主催【世界青年の船】事業。シンガポール・インド・スリランカを文字通り船で巡り、本日帰国しました。

 

11カ国、約240名の青年達と船上で過ごす一ヶ月半。私にとっては5回目の乗船で、今年も防災コースの指導を担当しました。

 

この船上研修では、はじめこそ参加者の多様性にお互い戸惑うものの、徐々に相手を心から深く理解して受け入れ合うようになり、皆が家族のような強い絆で結ばれていきます。

 

 

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しんじゅく防災フェスタ2017

やしゃごの朝子です。

 

防災を楽しく学べるイベントを。一人でも家族連れでも、外国人も障害をお持ちの方も、多様な視点から共に学べるプログラムを。

 

そんな思いを込めて作られた【しんじゅく防災フェスタ2017】は、地域の行政と企業と市民が一体となって作り上げたイベントです。

 

楽しみながら防災を学ぶ工夫を沢山ちりばめた甲斐があり、地域の子どもたちをはじめ大勢の来場者で大賑わいでした。

 

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災害発生直後の避難所に災害弱者。どう対応する?

やしゃごの朝子です。

 

妊婦さん、乳幼児連れの家族、障害者、お年寄り、外国人、etc。災害時の避難所には多様なニーズを持つ人々が集まります。中には何らかの特別な配慮を必要とする人々も。

 

もし自分が地域の避難所運営担当者だったとしたら、その状況にどう対応しますか?

今日は、そんな状況を机上でシミュレーションする避難所運営ゲーム【HUG】の体験会に参加してきました。

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避難所に外国人。あなたならどうする?

やしゃごの朝子です。

 

災害時に避難所に集まるのは、地元住民だけとは限りません。地域によっても違うでしょうが、実際には様々な背景をもつ外国人達も沢山避難してくることでしょう。

 

そんな時、避難所という空間と災害時という特殊な状況において、外国人避難者達とどう共生するのが良いのでしょうか。

 

そこで今日は、多文化防災ワークショップという勉強会に参加してきました。

 

日本語で情報を得にくい、日本語でのコミュニケーションが難しい外国人と、避難所運営に携わる地元住民との間のトラブルについて、東日本大震災の時に起きたトラブル実例をケーススタディとして、どう対応すれば良いかディスカッションを行います。

 

 

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多文化防災街歩き

やしゃごの朝子です。

 

今年9月3日に予定されている『しんじゅく防災フェスタ2017』。私は外国人来場者の皆さんをお世話する「語学ボランティア」さんたちのコーディネーター役として関わっています。

大勢のボランティアさんが、準備段階から関わってくださっています。この頼もしい助っ人の皆さんと当日のイベントを盛り上げることは勿論目標ではありますが、もっと大切なこと。それは、このイベントに関わる人たちが、準備段階から数々の研修を通じて、地域防災の担い手として育っていくことです。

 

そこで今日は、語学ボランティアさんを対象としたオリエンテーションを実施しました。午前中は「我が家の災害対応ワークショップ」。家庭内の備えについて話し合います。そして午後は「防災街歩き」。実際に街を歩きながら、街の特徴や現状を把握し、地域防災に必要なことを住民目線で考えます。

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【世界青年の船】防災コース講師のお仕事

やしゃごの朝子です。

久しぶりのブログ更新となりましたが、皆様いかがおすごしでしょうか。

 

この一か月半、内閣府の研修事業【世界青年の船】に「防災活動のための人材育成コース」を担当する講師として参加してきました。世界11か国・約240名の青年達と向き合い、4か国を旅する船上研修の航海でした。

 

 

防災には社会全体による参加と連携が大切で、そこで自分たちはどんなリーダーシップを発揮していくことができるのか。そんなテーマのもとに集まった青年達からは、各国の災害事情や人道支援の取り組み事例など、私も多くのことを学びました。また、彼らが未来の抱負を語る姿に、沢山の希望と感動を与えてもらいました。

 

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