聴こう・語ろう 防災と復興

やしゃごの朝子です。

 

仙台で開催されている国連防災世界会議。国連関係者や政府関係者だけでなく、実は市民社会による発表やイベントも活発に行われています。

 

私もここで、パネルディスカッションの企画・司会を担当しています。東日本大震災の経験から得た教訓・防災に向けた知恵を、世界の人々に語り継ぐことを目的としたものです。岩手・宮城・福島各県から災害を体験した市民の方をパネリストとしてお招きしました。

 

地震・津波・原発災害を切り口に、語り部の皆さんから、防災の教訓や、復興への想いを伺いました。

 

そのなかで「復興のヒント」として共通していたメッセージ。それは、

【「復興」とは、国内外の人々との交流がきっかけとなって、新たな人生の可能性が拓かれていくこと】というものでした。

 

 

津波で全てを失った漁師さん達にとって、立ち上がるきっかけとなったのは、駆けつけたボランティアさんの「また、美味しい海の幸を食べたいから」の一言だったそうです。

 

また、「元通り」が難しい福島の人々にとって、新たな生き方のきっかけをもたらしてくれるのは、国内外の垣根を越えた人的交流だとのお話。

 

私も常々考えていることですが、人間が努力するとき、義務感や強迫観念に迫られてする努力は疲れるし、継続しにくいものですよね。だからこそ、復興への長い道のりには、何かしらの「希望」が絶対に必要。そこにワクワクする喜びや興奮があれば、楽しく頑張り続けることが出来るし、そもそも「楽しい」ことは疲れません。

 

そして、これは当人たちもそうですが、それを支えようとする支援者達も同じだと思うのです。支援者自身が義務感や強迫観念に迫られて活動を続けると、疲弊してしまいます。東日本大震災でも、被災者の心のケアが注目されましたが、実は支援業界関係者の間では「支援者の心のケア」についても、大きなテーマとして議論されてきました。

 

だからこそ、すまいる四郎プロジェクトは、当事者も支援者も、みんながワクワクできる仕組み作りをポリシーにしています。