
やしゃごの朝子です。
次世代グローバルリーダー事業。私が担当している防災コースの第一回目の授業では、まずはじめに、「災害って何?」というテーマについて、青年達に考えてもらいました。
「人間の生活に深刻な影響をもたらすもの」
「自然現象だけでなく、人間によって引き起こされるものもある」
世界11か国から集まった青年達。それぞれの国や地域によって、直面する災害の種類は異なります。それでも、災害の定義について、出てきた回答はほぼ共通していました。
そして、続いての質問は「では、防災が必要なのはなぜ?」

青年達からは、
「自分と家族を守るため」
「人の命や精神、財産をダメージから守るため」
「日常生活や経済活動への影響を極力防ぐことが大事だから」
などの意見が出てきました。
彼らはこの45日間の研修をうけた後、それぞれの国・地域に戻ります。そして、各自の地域で防災活動を牽引するリーダーとなっていくでしょう。
その際、リーダー自身が防災に対する意義を見出していなければ、周囲の人々の共感を得て、一緒に活動していくことはできません。
それぞれの社会でリーダーシップを発揮できるよう、このコースでは様々な活動を通して準備していきます。