
やしゃごの朝子です。
さて、いよいよ最後の授業。
今日は、リーダーとしてのコミュニケーション術を伝授しました。
リーダーだけが情熱的。その想いがメンバーに伝わりきらず、温度差のある中で空回り…ということ、ありませんか?
以前の私にはよくありましたw
では、周囲を巻き込むのが上手な人って、何が違うのでしょう??

一言でいうと、ずばり「意味づけが上手」なんです。
どんな状況に置かれても、どう対処したらよいかわからなくても、絶対に取り組む価値があると思うことに対して、人は強くなれますよね。
逆に、やっても意味が無いことに対して、人はがんばることができません。
そんなことを、まずは理論モデルで裏付けながらのレクチャー。

そのあとは、青年たちが将来とりくみたい防災活動について、「そこにどんな意味があるのか?」を意識しながらプレゼン練習です。
まずは1対大勢のスピーチを想定した、一方的なプレゼン。
次に、相手の想いを受け止め、そこにどんな意味があるのかを引き出してあげるコーチング。
そして、相手からのサポートを得るためのネゴシエーションの練習。
この研修が終わったら、青年たちは世界各地の自分のコミュニティに帰ります。そして、この研修での学びを生かし、社会に貢献していく人材となることが期待されています。
研修で多くのインプットがあったし、学んだことへの満足感は高いけれど、いざ自分で実践しようとすると、仲間集めからうまくいかずに挫折してしまう。そんな事態を回避するためにも、今日の研修はとても大切です。
一人の人間が出来ることは限られるけれど、仲間がいてくれたら、大きな力にして物事を動かすことができます。
ここで学んだ、仲間たちと志を共有するための理論とテクニック。一生のライフスキルとして活かしてほしいと願っています。