1か月半の研修事業が終了しました

やしゃごの朝子です。
 
内閣府による次世代グローバルリーダー事業「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」。世界11か国から集まった、約240名の青年達と生活を共にしながらの、1か月半の研修事業が無事に終了しました。
 
東京での陸上研修→船上研修→インド寄港→スリランカ寄港→船上研修→帰国後研修、と続く日々。船上という限られた空間で、青年達は文字通り寝食共に過ごしながら、国境や文化の差異を越えた関係性を築き上げていく、密度の濃い体験をします。
 
私にとっては先生役として3回目の乗船となった今回。「よしよし、この子達、順調に悩んでいるぞ」「こういう場面では黙って見守ろう」「このタイミングは逃さず一言アドバイス!」など、彼らの成長に伴う浮き沈みに対して、これまでの経験と勘をもとに精神的な余裕をもって接することができるようになりました。三人目の子育てって、もしかするとこんな感じでしょうか?
今回は「防災」というテーマを縦軸にしたディスカッションコースの指導が主な任務でしたが、リーダーシップ、プロジェクトマネジメント、異文化コミュニケーションという要素を横串に、私のこれまでの人生経験全てを濃縮して、内容を構成していきました。
コミュニティのレジリエンスを高める、リーダーシップを発揮できる人材に育ってほしい。そんな想いが強すぎて、盛り沢山の内容になったけれど、最後までしっかりついてきてくれた青年達のひたむきさには感動でした。
 
更に、過去二回の乗船で担当したコースの青年達が、東京、インド、スリランカの各地で会いに来てくれ、キラキラした瞳で、その後の夢の進捗や人生の抱負を語ってくれたことも大きな喜びでした。
 
また、今回の任務に当たっては、前職のJANICを始めNGO関係者の皆様には多大なるご協力をいただきました。市民社会組織が東日本大震災においてどのような課題に直面したのか、そして、いかに国連を通じて今後の世界を動かしうるほどの力を発揮し得たのか。おかげさまで、青年達の学びが深まり、彼らの将来の可能性が広がりましたこと、厚く御礼申し上げます。
 
昨年夏からずっと準備をしてきて長かったのですが、今となってはあっという間に駆け抜けたようでもあり。どこか長い夢を見ていたような気もしますが、ここ数日フェイスブックのフィードが、各国に帰国した青年達の様々なコメントや将来への抱負で埋め尽くされているのをみると、やはり現実だったのだな、と思います。
 
青年達のなかに植えられた可能性の種が、これから確実に芽を出し、葉を茂らせ、花を咲かせていく様子を、これから楽しみに見守りたいと思います。