災害発生直後の避難所に災害弱者。どう対応する?

やしゃごの朝子です。

 

妊婦さん、乳幼児連れの家族、障害者、お年寄り、外国人、etc。災害時の避難所には多様なニーズを持つ人々が集まります。中には何らかの特別な配慮を必要とする人々も。

 

もし自分が地域の避難所運営担当者だったとしたら、その状況にどう対応しますか?

今日は、そんな状況を机上でシミュレーションする避難所運営ゲーム【HUG】の体験会に参加してきました。

一人一人の避難者の特性が書かれたカードが次々に読み上げられるなか、体育館と校舎のどこに居場所を誘導するか、物資の配給や炊き出しの情報はどう伝えるか、等を運営チームで瞬時に判断して対応します。

 

今回の参加者には視覚障害、聴覚障害、肢体不自由の方々や、発達障害のお子さんをお持ちの方々も多く、障害当事者の方々と一緒に避難所運営を考える貴重な体験でした。

 

 

 

障害といっても、種類も程度も千差万別。音や環境の変化に過敏な発達障害をお持ちのご家族は体育館より教室を希望される一方で、肢体不自由の方々は、教室だと助けを求めづらいので体育館の中で他の人々に囲まれていたい、という要望も。

 

また、ご本人たちの希望や、得意不得意などを伺っていると、必ずしも何もできない人々ではないことに、改めて気付かされます。

 

 

「弱視の方は全盲の方のケアがとても上手だから一緒にグループ化した方がいい」「視覚障害者と聴覚障害者は、お互いの手に文字を書くことによって、コミュニケーションが成立するから、一緒にいると相互補完できる」などという当事者のお話にもびっくり。

 

平常時に対応できていないことは非常時にもできないと言われます。普段から多様性について理解を深める機会がもっと身近に存在するといいし、理解が深まれば災害時に限らず共生しやすい社会に近づいていくことでしょう。