しんじゅく防災フェスタ2017

やしゃごの朝子です。

 

防災を楽しく学べるイベントを。一人でも家族連れでも、外国人も障害をお持ちの方も、多様な視点から共に学べるプログラムを。

 

そんな思いを込めて作られた【しんじゅく防災フェスタ2017】は、地域の行政と企業と市民が一体となって作り上げたイベントです。

 

楽しみながら防災を学ぶ工夫を沢山ちりばめた甲斐があり、地域の子どもたちをはじめ大勢の来場者で大賑わいでした。

 

このイベントは多くのボランティアさんによって支えられています。

 

私がコーディネーターを務めた語学ボランティアチームでは、英語、中国語、韓国語、フランス語、ロシア語、やさしい日本語などで、外国人来場者に対応しました。

 

残念ながら、それほど多くの外国人来場者は見当らず、ボランティアさんたちも力を持て余してしまうという一幕も。でも、これが災害時の避難所であれば、きっと外国人のニーズは多いはずです。今回は平常時のイベントですが、災害に備えて外国語対応ができるボランティアさんを募り活動する試みという点では、充分に意味がありました。

 

ちなみに、このイベントには、ボランティアの皆さんにも講習を受けていただくことで、地域防災の担い手を育成するという目的もあります。

 

そこで、英語による救急救命講習、やさしい日本語で書かれた防災教材の紹介、中国語による家庭で実践する災害対応ワークショップなどを来場者に交じって受講してもらいました。防災についての知識を、しかも外国語で学べる貴重な機会として、参加したボランティアさん達にも好評でした。

また、東日本大震災を経験した東北は仙台から、障害者福祉事業所に中間支援を行うみやぎセルプさんが出展してくださいました。

 

みやぎセルプさんは、東日本大震災で体験した困難や学びを、障害者や福祉施設職員の立場から全国にシェアする活動を積極的に展開していらっしゃいます。

 

そこで当日は、複数の事業所で製造されている物品の展示販売とともに、示唆に富むパネル展示でイベントを一緒に盛り上げていただきました。

さらに今回は、障がい者の方々自身の企画による出展もあり、車いすで瓦礫の散乱する場所を避難してみる体験や、アイマスクをつけて歩く体験などができるコーナーも用意されました。

 

近い将来、必ず災害は起こります。災害そのものの発生は防げないかもしれないけれど、備えておくことで災害による被害を少なく抑えることは可能です。そのための知恵や知識を楽しく学ぶこと、そしてそこに多様な人々の視点を盛り込むことで、より現実的な対応が可能になることでしょう。